・Unityのバージョンを2020.3.11から2020.3.25へアップデートしました。
・第1章1問目のクイズの文章において、細かい点を修正しました。
一般市民に向けて書かれた災害医療に関する教科書「ふだんから役立つ 市民による災害時医療支援行動の指針」(Amazon Kindleストア)をアプリ化しました。一般市民が災害時に自分の身や、周りの人を守るため、さらには、災害時に設置される医療救護所で医療ボランティアを行う際に、必要とされる知識を学ぶためのインタラクティブな教科書です。災害時における自助、共助、公助を踏まえ、一般の人にとって必要な内容を書籍から厳選してあります。
災害医療に関する知識や手技を文章で学ぶ教科書だけでなく、その内容に応じて、ビデオ、クイズ、パズル、ゲームなどが連動し、繰り返して覚えるように構成されています。特に手技などは、文章やイラストで表現されても、実際には理解できません。そこで、マルチメディアの機能をフルに使った内容になっています。
また、そのために、特にタッチパネルの機能を駆使しています。知識を習得のための復習には、パズルを用意しました。また、ビデオで主に説明する応急救護手当の手技の復習には、手を動かすゲームを用意しました。なかなか積極的には取り組みにくい内容に関して、パズルとクイズを通して、楽しみながら学べる構成となっています。
※ビデオ視聴時には通信環境が必要です。
本アプリはJST/RISTEXの研究開発領域である「コミュニティがつなぐ安全・安心な都市・地域の創造」において、平成25年度に採択された「災害医療救護訓練の科学的解析に基づく都市減災コミュニティの創造に関する研究開発」(太田祥一代表 東京医科大学 救急・災害医学分野 兼任教授)によって作られた教科書である「市民による災害時医療支援行動の指針」に基づき、市民に知っておいて欲しい災害時の医療知識をエデュテインメント化したものです。