【おうさま】
おお! ゆうしゃ よ!
よくぞ もどった!
ひさしぶりに あっても
ひとづきあいが にがてなのは
かわっていないようだな。
そなたは ほんとうに
かべを つくるのが じょうずだ。
けんちくか に てんしょくするかね?
こたえは ノーだ!
たのんだぞ!ゆうしゃよ!
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ロールプレイングで 1い を かくとくした!
アドベンチャーで 1い を かくとくした!
しかし Google Playとは むかんけいだった!
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
それは ゆうしゃが たんじょうびを
むかえた あさで あった。
とつぜん おうさまから よびだされ
ゆうしゃは しろへ むかった。
・
・
・
【おうさま】
おお! ゆうしゃ よ!
そなたがくるのを まっておったぞ。
きょう わざわざ よびたてたのは
ふういんされたはずの まおうが
ふたたび あらわれたから なのだ!
これから そなたには あくのけしん
まおうを たおして もらいたい。
しかし きになる ことがある。
それは せんじつの ことだ。
まちのひとびとが そなたのことを
うわさしているのを みみにした。
「10えんだまのような かおいろだ。」
「かせい でも いきられそうな
かおつきを している。」
「どもっていて なにをいっているのか
よく わからない。」
ひどい ないようだ。
きけば そなた ふだんから
はい いいえ と さいていげんの
ことしか はなさぬ らしいな。
あんのじょう そなたは まだ
さきほどから ひとことも はなして
おらぬ。
まさか・・・
ひとづきあいが にがてな わけでは
あるまいな?
・・・・・・
おい なにか いったらどうだ。
コミュニケーションは だいじだぞ。
やけに めせんが およいでいるし
ひどく あせをかいているようだが
なぜ むごん なのだ!
ええい イライラする!
そなたの どうようを みるに
ひとづきあいに かんして なにか
トラウマでも あるようだが・・・
なにが そなたを そうさせたのか。
ゆいしょただしき いさましきものの
ちをひく ゆうしゃ だというのに
ひどい ありさまでは ないか!
しかし そなたが
どんな じょうたいであれ わしらは
ゆうしゃに たよるほか ないのだ。
まおうを たおすのは
ひとりでは むずかしい。
なかまが ひつよう ふかけつじゃ!
まずは なかまあつめの ために
さかばへ いくと よい。
かげぐちを いろいろ いわれても
きに するでない。
そなたは ゆうしゃ なのだから。
むごんでは だれも ついてこない。
しっかりと かいわするのだぞ。
・
・
・
そして ゆうしゃは ひとり
さかばへ むかった。
あしどりは とても おもかった・・・