android9に対応しました。
いびきレコーダFreeは、あなたが任意に設定した録音レベル以上の音のみを選択的に録音するインテリジェントなPCMレコーダです。それによって睡眠時のいびきや寝言、歯ぎしり等を簡単に知ることができます。
◆ いびきレコーダ作成の目的 ◆
睡眠時間は十分なのに、日中何となくだるさや眠さを感じるとこがあります。睡眠の質に問題があるのかもしれませんね。
それを知る指標のひとつにいびきがあります。いびきは他人に迷惑をかけたりもします。では自分のいびきをどうやって知れば良いのでしょうか?一昔前ならテープレコーダ、現代ならICレコーダで録音する方法もあります。しかし、睡眠中の何時間も録音するのは結構大変です。更にそれを再生しながらいびきの部分を確認するのはもっと大変です。では、どうすればいいのでしょうか?音がある部分だけを録音すればいいのです。そういった発想から生まれたのが、いびきレコーダです。いびきいレコーダは、ユーザが任意に設定した録音レベル以上の音のみを録音し、それを再生します。これにより、一晩のいびき音等が10分程度に圧縮されるので、確認が極めて容易になります。
いびきレコーダにより、より多くの人々が自身の睡眠に関心を持ち、そして少しでもより良い日常生活を送って頂けるよう願っています。
このアプリはまだまだ発展途上であり、改善の余地がたくさんあると思います。皆様方の叱咤激励を基に更なる改良を図る所存でありますので、よろしくお願いいたします。
◆ いびきレコーダの特徴(無料版、有料版共) ◆
1)設定録音レベル以上の音のみを録音します。
無音部分をカットし、有音部のみを選択的に録音しますので、極めて効率の良い録音が可能となります。例えば録音開始後、『あ~』、10秒無音、『い~~』、3秒無音、『う』、2時間無音、『え~』、45分無音、『お~~~』、1時間後STOPボタンを押した場合、録音データは、『あ~い~~うえ~お~~~』と有音部分がつながります。従って、ファイルサイズを非常に小さく出来るとともに、確認作業も短時間で済みます。
2)先行録音、後方録音
例えば、『さ、し、す、せ、そ』や『は、ひ、ふ、へ、ほ』と発音した場合、それぞれの子音部分『s』や『h』の音は通常レベルに達しないような小さな音ですのでカットされてしまい、『あ、い、う、え、お』と録音されてしまいます。これを回避するために、録音レベル検知の少し手前から録音を行う『先行録音機能』を加えました。
また、『さっぱり』とか『しっかり』といった場合の『っ』は、無音となりますので、『さぱり』や『しかり』と録音されてしまいます。これを防ぐために、有音部分の終了から少し後の部分まで録音を行う『後方録音機能』も付け加えました。
3)バックグラウンドでの録音
録音はバックグラウンドで行われます。また、スリープ状態でも録音は続きますので、バッテリー消費が少なく、100%に充電しておけば電源コード無しで7~8時間の録音が十分可能となります。(私の端末では、バッテリー消費量は7時間で40%程度です。)
4)ファイル数は1つ
録音開始から停止までの一連の録音におけるいびきや寝言の回数にかかわらず、WAVファイルの数は1つであり、管理が非常に楽です。
5)録音データはWAVファイル
録音された音声は通常のWAV形式としてSDカードに保存され、メールに添付して取り出すこともできます。勿論直接お客様がSDカードから取り出すことも出来ます。
録音データは、SDカードの'SnoreRec'フォルダに保存されます。
6)アプリのサイズ
いびきレコーダはアプリサイズが極めて小さく、あなたのスマホを圧迫しません。
7)睡眠グラフが利用可能
これは、睡眠開始時刻、終了時刻、睡眠時間、正味録音時間の4つの項目に関して、日々どのように変化しているかをひと目でわかるようにグラフ表示したものです。(スクリーンショット4参照)。
横方向のスクロールにより、最新データから過去3ヶ月分表示できます。
初期画面ー>「録音データ再生」を選択ー>メニューボタンを押すー>「睡眠グラフ」選択 にて、表示できます。
今まで蓄積したデータがそのままご利用できます。
8)バッテリー切れでも安心!
当アプリはスリープ状態でも録音が可能なためバッテリーの消費は非常に少ないのですが、不幸にしてバッテリー切れが発生した場合、その直前にそれを検知し、データを正しく保存した上でノーマル終了します。
※インテリジェント録音の最長時間は14時間に、また正味録音の最長時間は無料版が10分、有料版が60分です。
※無料版で録音したデータは、有料版でそのまま使用できます。時刻表示も可能です。
※適切な録音レベルを設定することにより、7時間程度のいびき録音時間で、正味の録音は数分となります。
※録音レベルを0にすると、すべて録音します。つまり通常のPCM録音と同じとなります。
※いびき録音の場合、端末は頭部の横ではなく上部に置いたほうが左右均等に録音できます。マイク付きイヤホンを額や顎に貼る等すれば、更に精度が向上します。
◆ 無料版から有料版への機能強化内容 ◆
※有料版のスクリーンショットやyoutube動画をご覧ください。
1)録音時刻の表示
録音データ再生時、録音された音声の録音時刻をリアルタイムに秒単位で表示します。つまり何時何分何秒にどのようないびきや寝言等を発したかがわかります。
※以下、ビジュアル再生について
2)いびきの可視化
いびきをかいている時間帯を視覚的に表現しました。いびきの一つ一つが『見え』ます。スクリーンショット5枚目に一例を示します。左端から右端まで4分間で、1時間が15ラインで構成されています。各ドットが、一回のいびき等に対応しています。この例では、2時台と5時台にかなりいびきをかいていることが一目で分かります。
またこの画面で録音データを再生させると、赤のマーカでどの部分の音であるかを示すようにしました。
3)音声の再生について
任意の位置(時刻)からの音声の再生が可能です。
4)無音の連続を自動検知
規則正しい連続した無音部分を自動検出し表示しました。睡眠時無呼吸症候群の可能性を示しているかもしれません。
20〜80秒程度の無音が何度も繰り返される場合、それを自動認識し、画面上に黄色の線で表示する(スクリーンショット(以下SS)6、8を参照)とともに、各無音の開始時刻や無音時間等の数値データをCSV形式で出力します。SS7、8は、SS6の一部を拡大表示したものです。SS8では60秒前後の無音が繰り返されているのが分かります。
尚、上記に関して、本アプリは音のみで判断していますので勿論断定は出来ませんが、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いがありそうです。SS8のようなデータが得られたときは、専門の医療機関を受診されることをお薦めします。
注)自動認識は、録音レベルの値により大きく左右されますので、適切なレベル設定を行ってください。また当機能はSASの可能性を示すだけであり、診断を行うわけではありません。
5)パソコンへのデータ転送
ビジュアル再生画面のいびき画像を丸ごとメール添付にてPC等に送ることができますので、医療機関等との情報の共有化が可能となります。PCで印刷して履歴を見るのもいいかもしれません。
※ビジュアル再生画面をあなたの主治医に示すことにより、症状がより具体的に伝わるでしょう。
いびきの中に、日々の体調を左右する要因のヒントが隠れているかもしれません。自分のいびきを毎日チェックしましょう。また、あなたの主治医とそれらを共有しましょう。