- Android 7.0 に対応しました。
SYNAPSE ERmは、単なる画像閲覧アプリケーションではなく、救急医療を広くサポートする遠隔画像診断治療補助システムです。
院内はもとより院外からも、救急医療の初期段階で医療情報をやり取りできるアプリケーションです。
CT,MRI,エコー等の2次元検査画像(DICOM画像)を閲覧できる他、3次元画像も回転させながら立体的に閲覧することができます。また、意識レベルや神経所見などの評価、NIHSSスコア、体重からt-PA投与量の計算機能、投与注意や禁忌項目のチェックリストを有します。
患者の到着時から現在までの経過が一目で分かる時系列表示機能を備え、実施された検査結果や画像情報などが経時的に表示され、その時点での検査、治療の進捗状況が一目で把握できます。また、登録している医師やスタッフが意見を書き込みあえるコミュニケーション機能を有し、カンファレンスと同様の役割を果たせる事もポイントです。
[無料で利用可能な機能]
以下の機能を無料でご利用いただけます。
・時系列表示による検査結果閲覧機能(サンプルデータの閲覧)
・ガイドライン・学会へのブックマークやmRS・問診票の確認機能
以下の機能はチェック項目の入力や結果の確認のみ可能です。
・GCS・JCS評価、HDS-R評価、BI・NIHSSスコア
・急性中耳炎重症度、顔面神経麻痺評価(柳原法)のチェック
・t-PA計算、t-PA禁忌・慎重項目チェック
[SYNAPSE ERmサーバ購入後に利用可能になる機能]
以下の機能を利用するには、別途、SYNAPSE ERmサーバの購入が必要です。
・患者到着等の緊急通知機能
・時系列表示による各種検査結果、処置閲覧機能
・過去情報参照機能
・医療スタッフ間コミュニケーション機能
・写真・動画・音声の送信機能
・各種モダリティ検査画像閲覧機能
・3D画像作成・閲覧機能(オプション機能。別途、オプションの購入が必要です。)
・t-PA計算、t-PA禁忌・慎重項目チェック、NIHSSスコアの脳血管障害診療補助機能
・画像や紹介状をオンラインで送信する施設間連携機能(連携先にSYNAPSE ERmサーバの導入が必要です)
・手術状況や生体情報モニタ等を監視できるストリーミング機能とその記録機能(オプション機能。別途、オプションの購入が必要です。)
・医用波形標準化記述規約(MFER)で出力される生体モニタ情報の表示(別途、連携のための機器が必要です。)
・複数サーバに切り替え接続機能
・2検査画像比較閲覧機能
・医用波形標準化記述規約(MFER)で出力される胎児心拍陣痛図(CTG)閲覧機能(別途、連携のための機器が必要です。)
[サンプルデータの閲覧方法]
[Local Time Course]のメニューボタンをタップしてください。リストに表示されているサンプルデータの項目をタップすると、サンプルデータを閲覧することができます。
[注意事項]
・画像の個人情報について
モダリティやPACSから取得した検査画像に匿名化・圧縮を行い、個人情報を含まない閲覧可能な形式に変換しています。
・検査画像は参照用で、診断には利用しないでください。
・本製品は日本国内のみで利用可能です。
・Android 5.x/6.x/7.xに対応。
[動作検証済み 端末]
NTT docomo GALAXY S4 SC-04E
NTT docomo GALAXY Note3 SC-01F
NTT docomo Xperia Z2 SO-03F
NTT docomo Xperia Z3 SO-01G
NTT docomo Xperia XZ SO-01J
NTT docomo Xperia XZs SO-03J